2020年最新版【何回染めても可愛いグレージュの髪色にならない方に知ってもらいたい】正しいグレージュの作り方。
表参道、原宿のオーガニックにこだわる美容室 Emu Claretの和崎です。
今回はこんな感じの透明感のあるグレージュカラーの作り方をご紹介したいと思います。
こちらはよく来て頂く大谷映美里さん。
よく頂く質問の一つになりたいグレーにならないというのがあります。
まず簡単に説明するとグレーにならない原因は3つあります。
1.明るさが足りていない。
綺麗なグレーを作るには元の明るさが12トーン以上が必須。明るさが足りていない状態だと確実に綺麗なグレーは出せません。
2.赤みが残っている。
透明感のあるグレーを作るには赤みは一切必要ありません。
赤みが強く残っている
3.グレーで染め続けていない
同じグレージュ系のカラーを繰り返すことでどんどん色味は定着します。
途中でかなり暗くしたりピンクにしたりすると綺麗なグレージュは保てません。
そしてここから綺麗なグレージュに染めていく方法を書いていきます。
明るくする事を考えると髪の毛への負担を減らす事が大切。
オーガニックカラーを使いながら髪の毛と頭皮に優しく染めていきます。
オーガニックカラーのイメージは一般的に頭皮や髪の毛には優しいけど染まりづらい、暗くなりそう
こんなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、最近のオーガニックカラーはその様な事は一切ありません。
これらの髪色も全てオーガニックカラーで染めて透明感を出しています。
そして
【ブリーチをしない場合】
12トーンから15トーンのカラーを使いながら毎回明るく染めていきます。
どんどんと髪の毛の色素が薄くなり赤みがとれていきます。
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ブリーチをしなくてもこの様な柔らかなグレージュカラーが作れます。
【ブリーチをする場合】
時間をかけながら明るくするよりも短期間で仕上げたい方はこちら。
ブリーチもケアブリーチを使いながら髪の毛に極力優しいものでカラーをしていきます。
たった1回から2回のグレージュでこんな仕上がりに。
ブリーチをしていない状態と比べてみるとやはりグレージュ感は増します。
そして、もともと赤みが強い方や、ピンク系のカラーで何度も染めている方、明るくなりづらい方は1度ブリーチをした方が綺麗に染まります。
グレー系のカラーを何度も繰り返すうちに色素がどんどん薄くなり、透明感が増します。
簡単にまとめると、
綺麗なグレージュカラーにするには髪質、染まりやすさ、赤みの出やすさなど人それぞれなので一人一人に合ったプランの組み立てが必要となります。
Emu Claretではまず無理にブリーチを勧めずに正しいカラープランを考えます。
短期間の間になるべく明るくしたい方もいれば、今後少しずつ明るくしたい方もいるので、
オーガニックカラーを使いながら頭皮と髪の毛に優しく染めていきます。
正直言うと始めましての方で1回目で満足させるグレージュを出すのはほぼ不可能に近いかもしれません。
ですが、2回、3回と回を重ねるごとに綺麗なグレージュのベースが作れ、綺麗な色味が作れます。
こちらの髪色も、
最初は10トーン
ここからハイライトを入れて
もっとハイライトを入れて、
ブリーチをして
今ではパーフェクトなグレージュカラーに。
こうやって髪色は育てていきます。
ハイライトを入れたりブリーチをする事でどんどん綺麗なグレージュになっていくのが分かりますね。
ぜひなるべく傷ませずに綺麗なグレージュにしたい方、一度こちらのラインからご相談ください。
1回で満足させられなくても必ず回を重ねるごとに満足させて、最終的にどのサロンに行くよりも綺麗なグレージュを作れます。
お待ちしてます。